注記
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最新のパッチを使用したくない場合もあり、その代わりにどのパッチをインストールするかをコントロールしたい場合もあるかと思います。例えば2018年5月25日にリリースされたパッチをテストし、そのパッチをすべてのサーバで使用したいというような場合です。
/etc/sysconfig/kcare/kcare.conf
において STICKY_PATCH=250518
(ddmmyyフォーマット)を設定することによって、これを実行することができます。
これは kcarectl --update
または kcarectl --auto-update
が呼び出された時に最新のパッチではなく、その日時点でのパッチを取得することを保証します。
STICKY_PATCH
を使用すると60日前まで戻ることができます。
あるいは STICKY_PATCH=KEY
を設定することもできます。
この方法でCLNにおいてKernelCareキーを使用してパッチが適用される日付をコントロールすることができます。
アップデート時に特定のサーバの登録に使用されたキーの実際の日付がCLNから(キー設定から)取得されます(IPベースのサーバではサポートされていません)。
これは最初にQAでパッチをテストし、後でシステムに変更を加えずにパッチを運用環境に展開する場合に非常に便利です。
これを行う方法は次のとおりです。:
STICKY_PATCH=KEY
を設定します。yesterday
に Sticky Tag
を設定します。 DDMMYYフォーマットでCLNのキーを編集することによってもそれを行うことができます。これらのパッチで問題無ければ、運用サーバ用に同じSticky Tagを設定してください。 4時間以内に運用サーバはQAサーバと同じパッチにアップデートされます。
注記
過去60日以内の任意の日付を選択できます。今日の日付や将来の日付を選択することはできません。